やっと天気が安定してきたシチリア、春の陽射しが眩しい毎日です。今日は、用事があって、とあるオリーブオイル生産者を訪問しました。オリーブオイルの生産は、オリーブが収穫される10月~11月に行われるため、この時期のオリーブオイル工場ではオイルは生産していません。現在行われる作業は「瓶詰め」や「エチケット張り」など出荷に向けての作業です。今日、訪れた生産者は、注文が入ってから瓶詰めをします。瓶で保存するよりはタンクに入れて置いた方が保存状態が良いからだそうです。オイルの生産は何度も見た事がありますが、考えてみたら瓶詰め作業を見るのは初めてかも。順序は、、、。
①瓶を消毒します
②タンクからチューブを通じてオリーブオイルが瓶に詰められます。
③上にキャップが乗せられます。この時点ではまだしっかり閉まっていません。右側の機械に置いてボタンを押すと、上からキャップを固定するためのカバーがクルクル回りながら降りてきます。そして熱が加えられ、キャップが密閉されます。
④その後に、更にプラスチックのカバーがかぶせられます。(これもまだ固定されていません)
⑤大きなドライヤーみたいなものを数秒当てると、プラスチックのカバーもピタッ!と固定されます。
⑥出来上がり~♪
この後に、エチケット(ラベル)が張られて瓶詰め完了となります。
ここの工場では3人の流れ作業で行っていました。意外と原始的な方法で詰められているのですね。
さて、フラントイオ(搾油所)の外に出てみると、庭には満開のプラムの花が!
いやいや、春ですね~~~♪