先日、サン マルティーノの日には
「ムッフォレットというパンにビンコットをつけて食べる」というエントリーを書きましたが、今日はその
ビンコットについてです。
ドミンゴのマンマのお宅では、庭でとれるワイン用のブドウを使って、毎年ビンコットを作ります。作り方はいたってシンプル。ブドウ(ドミンゴ家では
Nero d' Avolaというシチリアの赤ブドウオ使います)の上にカバーを敷き、足で踏みます。ギュッギュッと踏んで踏んで出てきたブドウ汁、これをMosto=モストと呼びます。ビンコットはこの
モストを約1/3の濃度になるくらいまで煮詰めたもの。
Vin Cotto(ビンコット) = Vino Cotto(ビーノ コット)
Vino = ワイン、 Cotto = 煮た、つまり、
「煮たワイン」という意味。
ムッフォレットにビンコットをつけて食べる、というより、写真のようにたっぷりのビンコットに浸して食べる、というのが正解なくらい、たっぷりと浸します。
サンマルティーノの前日の昼にはパニーニ、おやつにはこのビンコットとムッフォレットを食しました、ははは、これじゃ太るはずだ!(笑)
*下のコメントにも書いたように、またしてもログインが不可能となってしまいました(涙)現在、こころ優しい知人に頼み、アップしてもらっています。そのため、記事の内容に時差が生じることもあると思いますが、ご了承願います<(_ _)>近いうちに、ブログを引越しするなり何なり、なにかしらの方策を考えます。