先日のイワシのベッカフィーコに続き、PYREX(パイレックス)第2弾を作りました。作ったのは、
「イワシのパスタ シチリア風」。これもここ、パレルモ&トラーパニ地方を代表するパスタの1つ。イワシのパスタ、というからにはイワシが入るのはもちろんのこと、パスタの中に松の実やレーズンが入ります。松の実には
「消毒作用がある」、と言われ、きっとイワシ料理と松の実がセットのようにして使われるのは、先人の知恵なのでしょうね~。
ういきょうの葉の部分(フサフサしている部分)が入るのも特徴。今回は、手元になかったため私は入れませんでしたが、ちょっとした味のアクセントになります。
そして、もう1つの特徴といえば、
モリーカと言われる超細挽きのパン粉が入ること。モリーカは「農民のパルミジャーノ」とも言われていて、かつてパルミジャーノを買うことが出来なかった農民が、代用品として使い始めたそうです。もちろん、固くなったパンの再利用方法でもあります。
南イタリアではパスタ アル フォルノ(パスタのオーブン焼)が非常によく作られますが、このイワシのパスタも最後はオーブンに入れます。もちろん、オーブンに入れる前に食べてしまっても美味しいのですが、、、笑