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イタリア・シチリア島最西端の街、トラーパニから、シチリアの日常をお届けします。
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カテゴリ:パスクワについて( 14 )
昨日は、「Buona Pasqua!!」でした(笑)
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昨日、パスクワ当日の朝、パスクワのミサに行ってきました。今年はアブルッツォの大地震があったせいか、例年よりも参列者が多い感じもし、到着した時には既に教会の外に人が溢れ出ていました。

「南イタリアはキリスト教の信仰心が厚い」、とよく言われますが、パスクワやクリスマスの時期になると本当にその事実を実感します。イタリア(ヨーロッパ)では最低でも4日間あるパスクワ休暇(長い人では1週間~2週間!)は旅行をする時期でもあります。ところが、ここトラーパニでは旅行に出かける人はほんの少し。聖金曜日にパスクワの行進を見て、日曜日の朝にミサに参加してその後、家族で1日を過ごす人がほとんどです。教会に行って毎回驚くのは、参列者に若い人々も多い事。当然のようにお祈りの言葉を捧げ、当然のように賛美歌を歌います。「当然のよう」ですが、こういう光景は日本で見かけることはほとんどないでは?宗教観の違いを感じます。私が参列した教会は、トラーパニのマドンナが安置されている聖アンヌンツィアータ教会。この教会、真っ白なため人がいないときはガラーンとしているのですが、たくさんの人が参列している時はとっても雰囲気があります。教会に入るとお香の香りと教会にエコーする賛美歌は神聖な気分にさせてくれます。

「ねーねー、キリストって本当に実在していたと思う?」

と、C氏に聞いてみたところ、

「うん、実在していたんじゃない?」

とあっさりと普通に答えていたC氏。

「2000年前といえば、ギリシャ人とか、フェニュキア人とか、ローマ人とか、、、本当にリアルな歴史も残っているんだよ。それでも信じる?」

と聞いてみましたが、

「うん。」

だと。

私は特別どの宗教を信じる、というわけではありませんが、なにか大きいもの、地球を司る大きい力の存在のようなものは信じます。それが何なんだかは、、、わかりません。

さて、「キリストが復活した日」、私も平穏な1日を送りましが、皆さんは幸せな週末を過ごされましたか?

追記ですが、、、平穏に過ごした、と思った復活祭、、、でしたがっ!熱はすっかり下がり「風邪も治ったしね~!」なんて調子に乗っていた私。復活祭後半戦は、、、腹痛に襲われました!ただ単に食べ過ぎたんじゃないの?っていう噂もありますが、日曜日の夜~現在に至るまで、ものすごい腹痛、、、、(涙)やっとこさ起き上がったものの、力を全て奪われフラフラですぅ~、、、。
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by sicilia_trapani | 2009-04-13 22:09 | パスクワについて
トラーパニの聖金曜日は盛大です!
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またまた続いてパスクワ(復活祭)ネタです。

トラーパニのパスクワの行進といえば、結構イタリアでも有名で(多分・笑)イタリア中から毎年多くの観光客がやってきます。街を歩いていると英語やドイツ語も良く耳にするので、ヨーロッパ各国から来る人も多いようです。私もこの行進、毎年すごく楽しみにしているのです。

総勢50人ほどのバンドが奏でる物悲しいシチリアの音楽にあわせて、キリストの最後の1日を20シーンを表現した木像が担がれます。木像はとてもリアルで痛々しくもありますが、生花で飾られているので美しくもあります。中にはトラーパニにいた有名な彫刻家の作品もあり古いものでは15世紀から修復に修復を重ねて現在に至るものもあります。

私はこの行進に毎年感動します。シチリアの物悲しい音楽とミステリ(木像が乗った台をこう呼びます)、キリストの一生を表現しているものなのですが、まるでシチリアの「影」の部分を現しているようにも感じるのです。太陽の光が燦燦と輝き、青い海と青い空、そして食の宝庫、、、今ではポジティブなイメージが強いシチリアですが、シチリアの歴史は壮絶な侵略の歴史でした。地中海のど真ん中、という地理的な絶対条件からこの土地を狙う民族が絶えず、常に誰かに侵略され続けてきたシチリア。ノルマン支配の首都、パレルモは「もっとも美しいイスラム都市」と言われ、ルッジェーロ2世のもとでとても繁栄しました。しかし、その影で常に貧困にあえいでいた農民達、、、、。近年ではよく言われる「マフィア」の影。そんな事が頭の中をよぎるんですよね。

さて、今年はデジイチ君も手に入れたことだし、たくさん写真を撮るぞ!と意気込んでいたのですが、、、ゴホゴホ、ゴホゴホ、、、C氏からうつされた風邪が悪化(涙)幸い我が家のすぐ近くを通過したので、カメラを持って外に出たのですが、、、、結局体調悪く15分で退散。24時間もトラーパニの街を練り歩くのに、、、、(涙)でも、テレビできっちりと鑑賞しました!(地方局で放送されます)実物は来年のパスクワまで待ちます。

さて、今回、この行進で撮りたかったのは「人」。それも「シチリア美人」。普段、人物はあんまり撮影しない私ですが、せっかく望遠レンズを手に入れたので、遠くのものを撮りたかったのです(笑)たったの15分しか外にいなかったので沢山撮る事はできませんでしたが、一部を。

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目鼻立ちがはっきりとしたべっぴんさん達、羨ましいです(笑)

ちなみに、彼女達も行進の参加者。それぞれのミステリにちなんだ服装を纏った若い女性達が30人~50人ほど、各ミステリの前を行進します。

昨日金曜日の午後2時に教会を出発した20台のミステリは、今日土曜日の午後2:00に全て教会に戻っていきました。クライマックスを終えたトラーパニは、昨日の人出が嘘のように静まり返っています。明日はパスクワ当日です。
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by sicilia_trapani | 2009-04-11 22:25 | パスクワについて
パスクワ(復活祭)目前!~聖木曜日の夜は教会めぐり~
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昨日は「聖木曜日」。この日の夜、教会には「Sepolcri(セポルクリ)」と呼ばれる、キリストの「聖体安置所」が作られます。(詳しくはこちらのエントリーを)クリスチャンではないですが、小さい頃に参加していたガールスカウトの集会場所は教会そしてミッション系の学校に通う事8年、キリスト教には何かと縁のあった私。キリスト教の行事は興味深いと共に、心清まる感じがするので教会にもチョコチョコ足を運びます。

さて、「聖体安置所」と言っても想像できないと思いますが、私が見たのはこんな感じ。

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ご覧の様に、各教会決まりはありません。最後の写真に見えるパンとワインはキリストの体と血を表します。そしてセポルクリの周りでは、多くの人が集まりお祈りをささげています。生バンド(?)が入り、演奏をしている教会もありました。一番上の写真は、カテドラーレの様子。ヴェスコヴォ(司祭)がお祈りを捧げています。セポルクリは奇数見なければいけないらしく、私は3つ見てきました。

さて、今日はVenerdi Santo(ヴェネルディ・サント)、キリストの受難の日です。あと数時間でトラーパニでは盛大なパレードが始まります!

★今、アブルッツォの地震で亡くなった方々の国葬が行われています。ずらりと並ぶ棺の数が、今回の地震の被害の大きさを物語ります。復活祭を2日後に控え、家族や大切な人を亡くした方々の肩を落とす姿が本当に痛々しく、、、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りすると共に、少しでも早く被害を受けた方々の平穏な生活が訪れる事を祈ります。
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by sicilia_trapani | 2009-04-10 18:20 | パスクワについて
聖木曜日は最後の晩餐
いよいよパスクワ(イースター)が近づいてきました。パスクワについて、去年も書いたよな~、、、と思って、遡ってみてみたら、去年は随分詳しく書いていたんですね!すっかり忘れていました、、、(汗)なので、今年は去年、書き逃したことをひとつ。


f0101126_21121841.jpg「聖木曜日」、パスクワの前の木曜日はこう呼ばれます。そして、夜、教会には「Sepolcri(セポルクリ)」と呼ばれる、キリストの「聖体安置所」が作られます。生花などでキレイに飾られます。なぜこの日に聖体安置所が設置されるのかというと、キリストは金曜日に十字架にかけられたため、木曜日が最後の夜となったわけです。そして、この日の夜に行なわれた「最後の晩餐」では、キリストは弟子達と一緒に最後の食事をし「聖体とミサ聖祭と司祭職を制定した」と言われています。それを記念して、聖木曜日には聖体安置所が設置され、夜にはミサが行なわれ、人々は祈りを捧げます。

私も教会にセポルクリを見に行ってきました。全部の教会にあるわけではないので、開いている教会(つまりセポリクリが設置されている教会)を探しながら、トラーパニの街を散策。謂れはわかりませんが、なんでも最低3つは見ないといけないらしいのです。そして、見る教会の数は”偶数”はダメ、つまり、3、5、7、9、、、、でないといけないらしいです。

私が最初にたどり着いたセポリクロ(1つだと単数になり、セポリクロ、になります)は、トラーパニ旧市街の中心地にあるカテドラーレ。右の写真がセポリクロなのですが、一番上の方に銀の器があるの、わかりますか?この中に「聖体」が入っている訳です。実際には何が入っているか、というと、杯に注がれた赤ワイン(又は水=キリストの血を表す)、そしてパン(キリストの身を表す)が入っているそうです。

教会には長蛇の列が出来ていて、なんだかとても神聖な雰囲気。いつもは、ひるまず写真を撮る私も、この雰囲気の中でカメラを取り出すことは出来ませんでした。右の写真は、今日の朝、改めて教会に行って撮ってきたものです。こういう風景や雰囲気って、やっぱりカトリックの国だな~、、、とひしひしと感じます。

聖木曜日の夜~日曜日の夜までは、「聖なる3日間」呼ばれ、主の受難を思い復活を祝う訳です。カーニバルから続く、一連の行事のクライマックスとなるわけです。

さて、今日はトラーパニ最大の見所、ミステリが出ます!
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by sicilia_trapani | 2008-03-21 04:15 | パスクワについて
もうすぐパスクワ!
先週は、続々とアップしたものの、未だジャーナリストツアーは終わらず、、、(汗)

現在、カトリック諸国では今週末の大イベントに備えて、街は賑わっています。大イベントって、、、?

そう、パスクワ!!

イタリア語では「パスクワ」、英語では「イースター」、日本語では「復活祭」
。その名の通り、「キリストの復活を祝うお祭り」なんです。今年は、3月23日で、とても早い時期に訪れます。イタリア語では、早い時期に訪れることを「periodo basso」(ペリオド バッソ)というらしく、「今年はbassoね~。(今年のパスクワは早いわね~)」なんて言葉を良く聞きます。実際、近年だと、、、

2003年 4月20日
2004年 4月11日
2005年 3月27日
2006年 4月16日
2007年 4月8日

2005年も意外とbassoだった訳ですね。去年もこんな話をアップした気がしますが、パスクワは”移動祝日”なんです。

「 パスクワは、”春分の次の満月のスグ後の日曜日”と定められています。ちなみにここでいう春分とは3月21日を指します。春分は時差の関係で国によって1日ずれてしまうことがます。これではキリスト教徒が皆でお祝いすることが出来なくなってしまいます。そのため、3月21日に固定することにしたのです。」

今年の3月23日は春分の日の翌々日。確かにbassoですね。

さて、ここトラーパニでは、パスクワの時には本当に大イベントが行なわれるのです!!それは、「La Processione dei Pasqua」(ミステリの行進)。「ミステリ」??「ミステリー」??ミステリーの行進??と思われる方も多いと思います。(実際に私もトラーパニ初のパスクワはこう思っていました 笑)

f0101126_17314337.jpgMisteri(ミステリ)とは、「神秘・不思議・秘儀・秘法」という意味もあるのですが、ここでは、「宗教劇」という意味もあります。トラーパニでは、キリストの最後の1日を20シーンに分けて、ワンシーン毎に木像で表現されています。(写真右)20台のミステリはお神輿のように担がれて、キリストが亡くなったと言われる金曜日にミステリが常時保管されているトラーパニ旧市街にあるプルガトリオ教会を1台ずつ出て行きます。各ミステリの最前列には各ミステリのストーリーにあわせてた衣装を着た子供達が約30人、その後に30人くらいのバンド、そして担がれたミステリ、、、、と続きます。各ミステリに100人くらいの人員が必要なので、20台と言うことは約2000人がこの行列を担う訳です。

金曜日の14:00に教会を続々と出発したミステリは、そのままトラーパニ旧市街→新市街と練り歩き、翌日土曜日の14:00に再び教会に戻ってきます。つまり24時間、練り歩く訳です、、、。

トラーパニはとても落ち着いた街で、カーニバルもナターレ(クリスマス)も、これといった大イベントをやる訳でもありません。が、このパスクワの時期は1年に1回の本当に大きなお祭り、といった雰囲気です。



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(左)男達に担がれるミステリ
(右)ミステリの前に並んで行進をする少女達

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(左)演奏するバンド。シチリアに伝わる古い曲が流れます
(右)こんなに小さな娘だって参加します

この「宗教劇の行進」は、特に南イタリアの伝統として残っているようで、シチリアを始め、南イタリアでは行なわれる街も多いようですが、トラーパニのそれはその中でも最大級らしく、イタリア全国的に知られているそうです。実際、去年はRAI(イタリアのNHKのような、国営放送局)が取材に来ていて、テレビでも何度となく見ました。観光客も数多く訪れます。(この時期にいらっしゃる方、トラーパニは早くホテルを予約したほうがいいですよ。)

トラーパニでのパスクワは今年で3回目となります。回を増すごとに、予備知識も段々増えてきて、ますます興味が湧いてきます。去年は、1つ1つのミステリの意味を解釈し、今年は「キリストの最後の1日」だけではなく、生誕~死~復活に至るまでの全ストーリー(つまり、新約聖書)を勉強中です。(@独学)いつもしつこいように書いていますが、シチリア(イタリア)の料理や(特に)お菓子は宗教的な行事と結びつくものがとても多く、キリスト教の知識無しにしては理解不能なものが多くあります。私の身の周りにいるイタリア人達に熱心な信者は少ないのですが、やはり小さな頃からそれとなくキリスト教が身近にあったからでしょうか、非常にキリスト教についての知識が豊富で驚かされることが多々あるのです。

今年のパスクワ、天気予報に寄るとイタリア全国的に晴天だそうです!パスクワまでには、いくつかパスクワ関連の記事をアップしたいと思っています。(できるかな、、、汗)
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by sicilia_trapani | 2008-03-18 17:16 | パスクワについて
パスクワについて その9 ~トラーパニのパスクワの行進 その3
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すみません、ミステリねた、まだまだ続きます(笑)

f0101126_19392358.jpgさて、土曜日の朝、日曜日の夜に興奮しすぎたせいか、9時過ぎに起床とちょっと出遅れました。早速外に出てみると、旧市街をミステリ達がシチリアの行進曲にのってゆったりと練り歩いていました。しかし、暑い!既に陽射しがかなり強くなってきていて、陽が当たる場所では気温も上がり日焼けもできそうなほど。余談ですが、なぜかパスクワの日はいつも天気が良く、まさに春到来!と言った陽気です。パスクワの日程は毎年変わるのに、なぜ??といささか不思議でもあります。さて、この日(土曜日)ミステリ達は、いつも保管されているプルガトリオ教会に戻るのですが、出陣するのに1台30分、教会に戻るのにも1台30分かかります。最後のミステロが教会に戻る時間は14:00なので、すでにこの時間、1台目のミステロは教会に戻っていました。教会に入るには、まず音楽に乗って教会の前まで移動(約20分)、一度ミステリを下ろし、仕切りなおし、再度音楽に乗って教会に入って、、、、と思うと、また出てきます。そして再度、入った、、、かと思うと又出てきて、、、計3回くらい繰り返します。そのたびに拍手が湧き、だんだん熱気が増してきます。写真は、最終地点のプルがトリオ教会の少し手前のPiazza(広場)の様子。すでにここまで人があふれています!

f0101126_19361223.jpgこの日私は、まだ街を練り歩いていたミステリを追っかけては写真を撮ったり眺めたり、、、そして時折プルガトリオ教会に行って教会に戻るミステロを見たり、、、街をグルグル回っていました。私のような外国人(アメリカ人が多かったです)がたくさんいて、ふっ、と隣を見てみると、先ほど違う場所でも隣にいた人がまた隣にいたり、、、笑 ミステリを担ぐ男達は、既にだいぶお疲れの模様。行進をする女性達(写真左)は、ずっと火がついたロウソクをもって歩いているため靴やスカートにはロウがたくさんついていました。若い女性から年配の女性まで総勢100人くらいでしょうか、、、。

f0101126_19442818.jpgさて、午後14:00、最後のミステロ、”嘆くマリア(マドンナ)”がついに教会の前に戻ってきました。最後のミステロが教会に入る前には、司教(写真左)とプルガトリオ教会の司祭のお言葉をいただきます。そして、音楽が開始!それにあわせて、ミステロが教会に入ったり出たりと繰り返します。このときには上から紙ふぶきが舞い、拍手が湧き、観衆の熱気が頂点に達します!そして、15:00ごろ、マドンナが教会に収まると、ワーーーー!という歓声が上がり、トラーパニのミステリの行進は終了します。

去年も興奮しましたが、今年もまた興奮しました(笑)今年は色々な意味を考えながら、ミステリ鑑賞をしたので少しだけキリスト教について知識が増した気がします。ミステリ達があらわしているシーンは、意味を考えるととても残酷なものです。キリストは最後の日、とてつもない苦痛を味わい苦難を味わいながら命を捧げたのです、、、。ミステリの行進では、感極まって涙をしている人もいたり、本当に皆さんの宗教心の深さを感じた1日でした。
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by sicilia_trapani | 2007-04-08 19:19 | パスクワについて
パスクワについて その8 ~トラーパニのパスクワの行進 その2
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昨日(金曜日)と今日(土曜日)、トラーパニで行われるパスクワの行進、満喫してきました!現在、15:50、金曜日の午後14:00に出陣していった20台のミステリ(聖劇を再現したお神輿)たちは、今日土曜日の午後15:00、無事に20台すべてが、いつもミステリが置かれているプルガトリオ教会に戻って行きました。今、帰ってきたばかりでまだ興奮が冷めやらないところです(笑)

f0101126_2357248.jpgこのミステリたち、ひとつのミステロ(複数だと”ミステリ”、単数だと”ミステロ”になります)につき、ひとつの楽団が付きます。ミステリは20台なので楽団も20団。トラーパニのブラスバンドをはじめ、近くの街や県からもやってきます。遠いところでは、ラグーサ県のコミソという街からやってきていました。(ちなみにトラーパニから200キロ以上離れています)流れる音楽はシチリアの伝統の行進の時に使われる曲。映画のゴッドファーザーを想像してください。まさにあんな感じの物悲しいゆっくりとした曲。金曜日の14:00、トラーパニの司教(トラーパニの神父で一番偉い(?)人)の”神のお言葉”に続き、トラーパニ市長のFazio(ファツィオ)が行進をはじめ、それに続き、最初のミステロが出てきました!ミステロは一台につき、500キロくらいあるらしく、20人近くの男達で担がれゆっくりゆっくりと行進するため、1台が出てくるだけでも30分ほどかかります。そして教会前には恐ろしいほどの人ごみ!!!あまりに人が多く、よく見えないためミステリ達が最初の向かうトラーパニ旧市街の中心通りのひとつでもあるビア ガリバルディに移動。ここで最前列を陣取り、じっくりと見ることができました♪

f0101126_23551765.jpgミステリ達の前には、それぞれのミステリにちなんだ服装をした子供達がずらりと並びます。そして続いてミステロ、最後に楽団、1台のミステリにつき総勢100人近く!ミステリは24時間練り歩くため、交代要員もいるとのことなので、総勢150人近くいるのでしょうか、、、。トラーパニのミステリは1台ずつが”職人工業組合”(?)で形成されています。たとえば、1台目は”Olefice(オレフィチェ)”、貴金属の仕事に携わる人達で形成されています。2代目は”Pescatori(ペスカトーリ)”、そう漁業に携わる人達です。ミステリ(聖劇)は、Passione(パッシオーネ=キリストの受難)のシーンを再現、つまり、キリストが亡くなった日(それが金曜日)の1日の重要なシーンを再現しているのです。16番目のミステロでキリストは亡くなり19番目がキリストがお墓に入っている様子を表し、最後の20番目はキリストの母マリアがキリストの死を嘆く、、、これで終わります。去年は、この様子を見るだけで大興奮状態に陥り(笑)、一つ一つのミステロを意味を考えながら一つ一つ見なかったので、今年は解説を読みながら一つ一つのシーンをじっくりと観察しました。

f0101126_044587.jpgさて、ミステリの行進は先ほどから何度も言っているように24時間続きます。もちろん夜中も続きます。夜のミステリも見に行ってきたのですが、昼にも増してすごい人、人、人!!!!しかし、夜のミステリはそれぞれロウソクやランプでライトアップされとてもきれい。昼間の太陽の下で見るよりも幻想的です。写真は0時くらいに撮ったものなのですが、新市街の大通りビア ファルデッラはすっかり人で埋め尽くされ、ミステリを見るには人をかき分けていかないと見れないほど。

f0101126_0121516.jpg新市街のある地点で、ミステリは一休みします。ここではライトアップされたミステリ達が一気に見ることができます。疲れ果ててしまった担ぐ男達も、ここで一休み(笑)しかし、ここもすごい人、人、人!!!去年よりも人が多い感じがします。私は2時ごろまでミステリを見て家に帰りましたが、2時でもまだまだ人は残っていました。まさにトラーパニ一番のお祭りといえるでしょう。ちなみに、パスクワの行進以外に、こんなに人がたくさん出てきたのを見たのは”イタリアワールドカップ優勝!”のときのみです(笑)それでは、土曜日の様子は次の記事でアップ!
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by sicilia_trapani | 2007-04-07 23:58 | パスクワについて
パスクワについて その7 ~トラーパニのパスクワの行進 その1
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トラーパニのパスクワの行進は、イタリア国外からも見にやってくる人がたくさんいるほど盛大に行われます。今日、Venerdi Santo(聖金曜日)の午後2:00にトラーパニ旧市街にあるプレガトリオ教会からミステリ達は出発します。ミステリとは、”キリストの最後の一日を再現した聖劇(シーン)”。これをお神輿のような台に乗せて、男達の肩に担がれて街を練り歩きます。

今日の朝、プレガトリオ教会に行ってみました。教会は、ミステリを見に来ている観光客やテレビ局、そして準備をする人達でいっぱい!ミステリは全部で20台。生花で飾られてとってもきれい。現在13:00、1時間後にはミステリが出陣!ちなみに、この時間教会前は陣取る人たちで既に埋め尽くされていました、、、。
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by sicilia_trapani | 2007-04-06 19:58 | パスクワについて
パスクワについて その6 ~ パスクワの行進
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シチリアをはじめ、主に南イタリアではパスクワ(復活祭)には各地でパレード(行進)が行われます。お神輿のような台にキリストの受難のシーンを再現され、そのお御輿が街を練り歩きます。キリストの受難はパスクワの前の金曜日(Venerdi Santo=ヴェネルディ サント=聖金曜日)、つまり”受難”とは”十字架にかけられ処刑された日”を表すわけです。これらの再現されたシーンは「聖劇=ミステリ(”謎”という意味のミステリーでhありません。)」と呼ばれ、このお神輿も「ミステリ」と呼ばれます。

ミステリはVenerdi Santo(聖金曜日)のお昼過ぎに教会を出発、そして土曜日のお昼過ぎまで、つまり24時間街を練り歩きます。そして、教会に戻った翌日の日曜日がパスクワ、つまり復活祭。そう、日曜日にキリストは復活したわけです。

ミステリの台数や再現されるシーンは街によってそれぞれ。トラーパニでは、17世紀に20のギルド(同業者組合)が復活祭を祝うために、それぞれのギルドがミステリを準備したのが始まり。当時は、聖母マリアの絵を飾ったミステリや、マリアの木像を担いで街を練り歩いていたそうです。現在は、各ミステリの前にはバンド(楽隊)が先導し、悲しげなシチリアの音楽を奏でます。トラーパニはお祭りごとにとっても疎い街で、カーニバルもクリスマスも必要以上の盛り上がりはないのですが、このパスクワのパレードだけは別物。1年でもっとも盛り上がる時期でもあります。

f0101126_2413927.jpg昨日の日曜日、Buseto Palizzolo(ブゼート パリッツォーロ)という、トラーパニの郊外の街では既にこのミステリの行進がが行われていました。しかもこのミステリ、本物の人間が再現しているのです!さすがにお神輿ではありませんでしたが、大きな台の上に受難のシーンが再現され、大きなトラクターのような車で引かれていました。全部で16シーン、ということはキリストは16人いたわけです。このミステリ、さすがに本物の人間とあって24時間、というわけにも行かず、17:00に教会を出発、そして23:00に到着予定だったそうです。それでも6時間(!)、彼らは身動きをすることができないわけです、、、、。よーーーーく観察してみると、知り合いを見つけるとキリストが軽くウィンクをしたり、引きつって笑顔を作っていましたが、基本的には本当に動きません。ん~、、、大変です、、、。ちなみに、一番上の写真も、皆さん本物の人間です。この日のミステリにも前にはバンドが付き、音楽を奏でていました。ひとつのバンドは、大体30人ほどで構成されているため、どれだけ大掛かりな行事かわかります。

f0101126_16494841.jpgパスクワの前の日曜日は、「Domenica delle Palme(ドメニカ デッレ パルメ)」といい、「キリストがiイエルサレムに入城したとき城外にいた民衆が棕櫚の葉(パルメ)を振って歓迎した」という逸話から、この日には教会のミサに参加する人には、棕櫚の葉やオリーブの枝が教会から配られます。復活祭の前の日曜日、キリストは実は十字架にかけられるために入城、しかし民衆は「救世主」として迎え入れた、、、という悲しいお話でもあります。オリーブはイタリアでは「平和」のシンボルでもあります。この日、トラーパニの街でも「オリーブの枝」を手に街を歩いている人がたくさんいました。やっぱり、トラパネーゼにとって、パスクワは特別な行事であるようです。左の写真は、実際に教会で配られていたオリーブの枝。銀に染められて、きちんとひとつひとつ放送されています。

さて、トラーパニのミステリが出陣するVenerdi Santoも近づいてきました!ここのところ天気がまだ不安定なので、雨が降らない事を祈ります!
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by sicilia_trapani | 2007-04-03 16:50 | パスクワについて
パスクワについて その5 ~ パスクワのドルチェ
4回に渡りレポートしてきた”パスクワ”のお話、今回5回目は”パスクワのお菓子について”です!イタリアでは”キリスト教とドルチェ(お菓子)”は切っても切れない縁があり、キリスト教の行事にまつわるお菓子がとても多いのです。(もちろん料理もです)そして、地方によって違うお菓子が登場するのも特徴。今回は、イタリア編とシチリア編に分けてレポートしてみました。

<パスクワのお菓子~イタリア全国編>

◆Uova di Pasqua(ウォーバ・ディ・パスクワ)

f0101126_16332658.jpgこの時期、イタリアのパスティッチェリア(お菓子屋さん)やスーパーにたくさん並ぶものがあります。それは、”ウォーヴォ ディ パスクワ=タマゴ型チョコレート”。小さいものから、大きいものでは1メートルを越すものまで登場します。中にオモチャが入ったような(日本にもありますよね~)オチャメなものもたくさん。子供達はこの時期、マンマやパパから、チョコレート+おもちゃ、という、子供にとっては最強のプレゼントをもらうのにワクワクしています。
デザインも色々で、スーパーなどで並ぶ、大きなお菓子メーカーが作る工業製品から、お菓子屋さんで作られるアルティジャナーレ(手作り)のものまで、本当に多種多様。こちらは、イタリア全土で出回ります。

◆Colomba(コロンバ)

f0101126_16335085.jpgなんといっても欠かせないのが、”コロンバ”。”鳩”という意味のコロンバは形も鳩の形。(といっても、十字架みたいだけれど。。。)パネットーネに近いイースト生地で中には、オレンジピールやレモンピールが入っています。もともとはロンバルディア地方のお菓子ですが、いまではイタリア中で食べられています。パネットーネと酷似しています。こちらも、工業製品からアルティジャナーレまで色々。現在、スーパーはコロンバであふれています!こちらも、イタリア全土で購入可。

◆Pastiera(パスティエーラ)

f0101126_16342141.jpgナポリのパスクワのお菓子、パスティエーラ。これは、穀類を牛乳で煮て、リコッタチーズとあわせてクリームを詰めて、タルト状にしたもの。南イタリアらしく、詰め物にはリコッタチーズとドライフルーツを使います。牛乳で煮た小麦とオレンジの花のエッセンスが入るのが特徴。ナポリでは、パスクワが近くなると、パスティエーラ専用のすでに煮てある小麦の缶詰が並ぶそうです。こんなものがあれば作るのも楽チン!

<パスクワのお菓子~シチリア編>

◆Cassata Siciliana(カッサータシチリアーナ)

f0101126_16455646.jpg今では1年中、お菓子屋さんに並ぶシチリア名物のカッサータシチリアーナ、実はパスクワのお菓子だった、って知っていましたか?リコッタチーズをふんだんに使い、緑のマルツァパーネ(マジパン)で周りを包んだこのカッサータ、シチリアを旅行された方なら一度は見たことがあると思います。カッサータはパスクワ、つまり日曜日に準備されるのが慣わしだそうです。ちなみに、写真はラ ターボラ シチリアーナのお教室で作ったものです。

◆Agnello Pasquale(アニェッロ パスクワーレ)

f0101126_16462295.jpg羊の形をしたはパスクワのお菓子は南イタリアで見かけられるものですが、とくにシチリアでは多くみかけられます。マルツァパーネ(マジパン)生地で羊をかたどり、顔をかいていくのですが、一つ一つ表情が違うところが手作りっぽくてカワイイ♪掲げられている赤い軍旗はキリストの復活を意味するそうです。



◆Cassatina di Pasqua(カッサティーナ ディ パスクワ)

f0101126_16465111.jpgモディカにはこの近辺に伝わる伝統のパスクワのドルチェ。リコッタチーズを使ったドルチェ。モディカ周辺では良質のリコッタチーズ(Mucca→乳牛からとれる)が取れるため、手打ちパスタの詰め物やドルチェにも頻繁にリコッタチーズが使われます。このカッサティーナに欠かせないのは美味しいリコッタチーズ、そしてシナモン。後は砂糖とレモンの皮が入るだけのシンプルなドルチェ。

◆Cassatelle Fritte(カッサテッレ フリッテ)

f0101126_16471130.jpgこちらはトラーパニ伝統のパスクワのお菓子。上のモディカの”カッサティーナ”と原型は同じだと思われます。カッサティーナはオーブンで焼くのに対し、こちらは油で揚げます。中に入っているのは、リコッタチーズ、レモンの皮、砂糖、そしてシナモン。トラーパニは港街であったため、早い時期からスパイス類が入ってきていて、特にシナモンは料理にもお菓子にも良く使われます。揚げたてのアツアツを食べるのが美味♪


次回は、”トラーパニのパスクワ”についてお届けしま~す。
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by sicilia_trapani | 2007-03-30 16:21 | パスクワについて