カンノーリと並んでシチリアのドルチェとして知られるのがこの
「カッサータシチリアーナ」。写真を見ただけだと、かなりカラフルで「どんな味がするのだろ~、、、?」とお思いの方も多いと思います。見たことはあるけれど、、、という方も多いと思います。
カッサータ シチリアーナの構造は意外とシンプル。下から、、、スポンジケーキ→リコッタクリーム→スポンジケーキ。周りの緑の生地はマジパン。その上から全体にグラス(糖衣)がかかっています。そして、上に飾ってあるのはフルーツの砂糖漬け。
いや~、聞いているだけで甘そうですが、、、実際甘いです(笑)ただ、リコッタチーズに入っている砂糖の量がお店によって違うので、甘さ控え目(といっても甘いですが)のお店では美味しくいただくことができます。
もともと、パスクワのお菓子なのですが(そう言えば、
「パスクワのドルチェ」の欄にも書いたような、、)、現在は1年中、パスティッチェリアにはあります。しかし、夏は暑さのため羊や牛の食べる草が枯れてしまい、美味しい草を食べることができないため、良質の乳が取れません。このため、夏のリコッタは味が落ちます。美味しいカッサータが食べたい!と思ったら、真夏ではなく秋~春先にかけてのリコッタの美味しい時期に味わってください♪
しかし、コレを食後に食べるシチリア人の胃はどうなっているのか、、、?