下のエントリーではシチリアでは
万年水不足なため
、「水」は大切な資源だ、と書きましたが、シチリアでは「水」だけではなく「お湯」も非常に大切なのです!
シチリア(イタリアでもそうですが、、、)では、日本のようにお湯がいつもあるわけではありません。一家に一台(2台の家もあります 笑)
Riscaldabagno(リスカルダバーニョ)と呼ばれる温水器があります。これは、スイッチを入れるとお湯を沸かし始め、スイッチをつけている間は常にお湯を製造し続けます。スイッチを切ると、当然お湯の製造をストップします。この温水器には、容量が色々とあり小さいものは5リットル(サブ的なもの)~80リットル以上の大容量まであります。お湯が出てくるときには、水で薄まって出てくるため熱湯が80リットルあれば相当量のお湯が出てきます。ちなみに我が家にあるのは60リットル、これが満タンになっているとき、シャワーを浴び続けて15分~20分持ちます。お湯がなくなったら、当然お湯が溜まるまで待つことに。
寒い日にさ~てシャワー(我が家はバスタブがありません 涙)を、、、!と思って帰ると、スイッチをつけ忘れてお湯がなかったり、、、、(@_@;) 電気代の高いイタリアでは、私はスイッチは必要なときのみつけているので、思い立って「シャワー!」と思ってもすぐに浴びることは出来ません 笑 ちなみに、60リットル満タンに溜まるまで、約2~3時間かかります。そのくらい時間がたったときには、シャワーを浴びる気もなくなってしまい、、、 笑
もちろん、イタリアにも日本のように常にお湯が出るようにも出来るらしいです。が、やはり高価なものだそうです。益々、「水」と「お湯」の大切さを感じるばかり。